もしもの場合のサバイバル

映画『DOWN(ダウン)』を見てエレベーターの安全性について再考察

[WRITER] ツナカン

はいさい!さばい部のツナカンです。

最近健康と体力維持のために上り下りを階段メインで使うのですが、そもそもエレベーターやらエスカレーターの安全性ってどうなんでしょう?

 

そんな中、エレベーターにもう乗れなくなってしまうかもしれないホラー映画をご紹介します。

 

2001年にアメリカで公開された『DOWN(ダウン)』です。
※1983年オランダ製作 『悪魔の密室』のリメイク

 

この映画のキャッチコピーがまたいい。

 

『警告!鑑賞後、エレベーターに乗れなくなる場合あり』

 

日常生活で結構エレベーター乗るシーンあるよ!乗れなくなったらヤバいよ。

 

down1

 

ちなみに!最近は階段を使っていると書いたばかりのツナカンですが、足を負傷しているのでここ数日に限って言えばエスカレーターとエレベーターは非常にありがたい文明なのですが・・・

もうね、足が痛かろうが腰を痛めようがこりゃ階段ですわ。

まず、エレベーターが人を殺すホラー映画なんですよ。

 

エレベーターが襲うってw
もうB級の臭いがスゲーするんですがB級映画といばもう私ツナカンの出番でしょ!B級映画大好きっ子ですんでもう御馳走様って感じですが、これはB級というにはよくできている映画でした。

 

ストーリーとエレベーター1つで頑張って色々なパターンの殺人方法を考えて描写したところ、カメラワークなどB級と言うにはなかなかのレベルです!

 

エレベーターに乗れなくなるかも?

というと最近ではあまり騒がれてませんがひと昔前は結構エレベーターの事故ありましたよね?

 

ツナカンはエレベーター乗るときに必ずやることがメーカー名のチェックです。

 

一時期騒がれた〇ンドラー社のエレベーターだとちょっとビビります。

 

降りないけど。

 

余裕があれば降りてエスカレーターか階段ですね。

最近だとあまり聞かないので危険性を忘れがちですが、ちょっとだけ事故を振り返ってみましょう。

 

■2006年6月 男子高校生 死亡事故
エレベーターの床とエレベーター入り口天井部分に挟まれて死亡した事故。

 

■2007年5月 エレベーターロープ一部断裂
住民からの通報で、エレベーターロープの一部が断裂していることが発覚。

 

■2007年9月 エレベーターの暴走&閉じ込め
4Fまで上昇中に突然下降し2Fで止まるも、一時的に閉じ込められる

 

■2007年10月 エレベーターの暴走
無人のエレベーターが突如最上階(7F)まで上昇し天井に衝突事故を起こす。

 

■2010年3月 エレベーターロープ断裂
エレベーターロープ3本のうち1本か完全断裂。緊急停止する。

 

■2012年10月 清掃員女性 死亡事故
エレベーターに乗り込もうとするもエレベーターが上昇し、転倒。
上半身がエレベーターに入ったまま上昇がされ挟まれて死亡。
※2006年6月に起きた死亡事故と同型のエレベーターでの事故

 

■2013年1月 エレベーター内に閉じ込められる
1Fでとまったエレベーターが開かず、約30分の間エレベーター内に閉じ込められる。

 

■2013年1月 エレベーター内に閉じ込められる
男性が約17分間閉じ込められた。同エレベーターは2012年にも閉じ込め事故があった。

 

■2013年7月 男女5名が閉じ込められる
男女5名がのったエレベーターが2時間もの間閉じ込めらた。

 

 

とまぁ細かいものを入れたらもっとありますね。

これはシンド〇ー社製のエレベーターだけの例なので他にもあると思います。

 

直近だとこんな事故も。

 

■2016年1月
中国の西安市で女性の死亡事故が発生。
なんと!!!エレベーターに乗っている途中でエレベーター整備士がエレベーターの電源を切ってしまい、そのまま1ヶ月放置。
その後遺体で発見された。
なぜ?1ヶ月も発見されなかったのかというと、中国の春節(中国の祝日)の期間に入ってしまい発見が遅れてしまったという。

 

そもそも人がいるかどうか、ちゃんと確認しないってのが間違いだよね。

死亡事故もだけど、日常生活で身近にあるエレベーター!

 

皆も日々使っている事でしょう。

 

ここでエレベーターの注意点や、やってはいけない行動をご紹介。

 

1:ペットの事故に気を付けよう!

近年多いのがペットのリードが挟まってしまいエレベーターが作動する
という事故。大切なペットの命の危険がありますのでリードは短く。
もしくはしっかりと抱っこするなどしてエレベーターに乗ってください。

%e7%8a%ac%e3%82%a8%e3%83%ac%e3%83%99%e3%83%bc%e3%82%bf%e3%83%bc

 

2:定員数・重量を守ろう

重量はなかなか全員の体重を把握しているわけじゃないので判断ができませんが
定員数はエレベーターに記載してあるので無理して乗らない事です。
因みに、国内のエレベーターは1人@65KGで計算した重量制限にしています。

%e3%82%a8%e3%83%ac%e3%83%99%e3%83%bc%e3%82%bf%e3%83%bc%e6%ba%80%e5%93%a1

 

3:エレベーター内で暴れない

(ジャンプするなどもってのほか)
下手すると落下事故につながります。絶対やめましょう。

%e3%82%a8%e3%83%ac%e3%83%99%e3%83%bc%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%82%a2%e3%82%af%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3

 

4:エレベーターに駆け込みで乗らない

挟まったりと事故につながりやすくなります。
誤作動により挟まったまま動いてしまうと死亡事故に繋がり危険です。
※もちろん画像のような乗り込み方はダメ絶対。駆け込みダメ。

%e3%82%a8%e3%83%ac%e3%83%99%e3%83%bc%e3%82%bf%e3%83%bc%e6%bb%91%e3%82%8a%e8%be%bc%e3%81%bf

 

ペットのリードが挟まってしまっての事故は最近増えているようなので本当にご注意を!

あと侮れないのがエレベーター内で暴れるです。

これ、ちょっと考えたら絶対やらない事なんですが若いって怖い。

子供やちょっとハイテンションの若者がやっちゃうんですよ。

 

ツナカンの知り合いもエレベーター内でなぜかハシャギまくり。

 

ジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!

 

ガタンッという大きな音とともにエレベーターが急降下。

 

緊急停止装置で途中で止まったそうですが、相当危ない行為ですね。

本当気を付けてくださいね。 若いって突拍子もない事しますから。

 

さらに!これは知っておこう!

 

エレベーターに閉じ込められた時の

HOW TO

 

をご紹介。

 

1:ひとまず深呼吸

パニックにならず慌てず。慌てず。 HOW TOその2以降を試そう。

 

2:全部の階のボタンを押す

最新のエレベーターは一番近い階に自動的に止まるようにできています。
が、新しいエレベーターとは限りませんのでひとまず全部の階を押してください。
動いたときに近い階に停まり、扉が開いたら出る準備をしましょう。

 

%e3%82%a8%e3%83%ac%e3%83%99%e3%83%bc%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%83%9c%e3%82%bf%e3%83%b3

 

3:非常用インターフォンで救助連絡をする
災害などで停止した場合は多くの救助待ちが生じますがそれでも救助を
慌てず要請しましょう。停電時でもインターフォンは繋がるようにできています。

%e3%82%a8%e3%83%ac%e3%83%99%e3%83%bc%e3%82%bf%e3%83%bc%e9%9d%9e%e5%b8%b8

 

4:携帯電話で電話やネットワークで助けを求める

携帯電話の電波が入るエレベーターであれば119番などで救助を求めましょう。
特に急病、怪我人などがいる時は一刻を争います。

%e9%80%9a%e5%a0%b1

 

 

よく映画のシーンである、

 

天井から出るってやつ。

 

あれ、実は無理です。

 

というか危ないしやれたとしてもNGですよ。

エレベーターの作り的に確かに脱出口はあるんです。
あるんですが、外からロックがかかっていて内側からは開かないようになっています。

 

さらに、扉をこじ開けるシーンも割と見ますよね。

あれも危険!急に動いたりした時に非常に危険ですのでやめましょう。

 

知っておくと安心する知識として、

エレベーターは換気口があるので窒息することはありません。

安心してください。

 

またエレベーターはロープ式であれば最低3本の頑丈なロープで支えられています。
1本だけでも十分決められた重量を支えるだけの強度があるそうです。
安心しましょう!

 

映画でワイヤーが徐々に切れていく

 

あの感じは嘘らしいです。

 

仮に!仮に全部切れててしまい落下したとしても最近のエレベーターは優秀です。

安全装置が働きエレベーターをロックするので落下はしないそうです。

 

マジか。すげーな、最近のエレベーター。

乗れる、これなら乗れる。旧式だとちょっとアレですけど。

 

過去に1件だけ、ロープすべてが切れてしまった事故があったそうですが
サイドに設置してあるガードレールのロックが働き全員無事に救助されました。

 

落ちないのか、エレベーターって……
衝突の寸前にジャンプしてみることもできないのか……

イヤ別に残念というワケではないけれど。

 

しかし、万が一エレベーターに閉じ込められてしまった時、一番困るのは・・・

それは生理現象ですね。水分、栄養補給、トイレですね。

 

そう!トイレに行きたくなってしまった時が一番困ります。

 

これはもう、手持ちでビニール袋があればビニール袋に。最悪カバンになどでしのぐしかありません。

水分、栄養補給に関しては飴やチョコレートなどを常に持つ習慣があるといざというときに助かります。

ペットボトルの水も同様にです。

 

とはいっても、常に持っているなんて早々ありませんが意識しておくと良いかもしれません。

 

近いうちに関東にも直下型の大地震がくると言われています。
関東だけじゃなく、地震が多い日本はいつどこで自分が被災するかわかりません。
エレベーターに乗っている時かも?

 

そんな時にこのコラムをちょっとでも思い出してもらって落ち着いて対処してもらればと思います。

 

ツナカンは今猛烈にファミコンのエレベーターアクションがやりたくてしょうがない衝動に駆られています。

 

ニンテンドークラシックミニ 

 

になぜエレベーターアクションが収録されていないのか!

 

そこが残念でならないツナカンでした。

ではでは、あでゅ~☆

サバイバルポイント

最新のエレベーターはそうそう落下はしない。閉じ込められても落ち着いて行動し救助を待つ。

もしくは近い階で止まる可能性を待ち全部の階のボタンを押して待機しよう!