もしもの場合のサバイバル

キャンプでも侮るな、遭難したときの対応方法

[WRITER] ランタン

どうも!

昔行ったキャンプでムカデに噛まれ、外で寝るのがトラウマなランタンです。笑

キャンプというと家族で行くというイメージですが、ソロキャンプなんてものも最近は流行っていますね。
それに伴って増えているのはアウトドア関連の事件・事故です。

流行っていることもあって気軽に始められるキャンプですが、注意することはたくさんあります。

今回はキャンプでの遭難対策や注意することをお伝えします。

遭難の原因は迂闊に森に入ってしまうこと

キャンプ場は整備されているからといっても、一歩山に入ってしまえばそこは迷路です。

森に入ってしまって出てこれなくなるのは子どもだけではありません。

 

原因① 行先の詳細を伝えない

まさかキャンプ場で自分が迷子になるとは思っていないわけで。
ちょっと散策してくる~なんて、軽い気持ちで出かけてしまうことが一番の原因です。

もし何かあったときにどこに向かっていったのか、周囲の人にはわかりませんよね。

ソロキャンプの時はもっと危険です。

その時の気分でキャンプ地を変更してしまったりしては、何かあったときに見つけてもらえません。

親や信頼できる知人に行先や予定を伝えておくこと、こまめに連絡を取り合うといった行動でもしもの時に気づいてもらえるようにしておくと安心です。

原因② 電波を探してさまよってしまう

キャンプ場でも森の中に入ると電波がなくなってしまうことがあります。

電波がなくなったときあなたならどうしますか?
探しますよね~笑

ちょっと歩けば電波があるかも!
なんて、見当がつかないのに歩き回ることは避けましょう。

原因③ 突然の天候変化

山は天気が変わりやすく、予測ができないことも多くあります。

山に入ったときに晴れていても、急な雨がふると視界が悪くなり方向が分からなくなってしまうなんてことも。

雨でぬれてしまうと体温が奪われてしまい、軽装で迷った場合は低体温症になってしまうこともあります。

天気が変わったときは方向が分からなくならないように収まるまでむやみに動かないようにしましょう。

遭難しないためには事前の準備が大切

キャンプでトラブルを防ぐためには事前の情報収集や準備が肝心です。

安全なキャンプ場所を選ぶ

キャンプをする場所は有料のオートキャンプ場がおすすめです。

オートキャンプ場はキャンプ場には管理人がいますし、キャンプ場自体も整備されて危険な場所がわかりやすくなります。

管理区域内ならマップもあるので迷ったときにも助かりますよね。

家族連れが多く少々にぎやかになりがちですが何かあったときに助けを求めることができるのもポイントです。

キャンプ予定地は電波が入るかどうか

キャンプを満喫するにはスマホなんていらないっ!
なんて思いがちですがそれは人に迷惑をかけることになるかもしれないのでNGです。

ソロキャンプの場合は何かあったときに助けを呼べませんし、複数人でのキャンプでも同伴者の存在確認にスマホは欠かせません。

キャンプ中に困ったときもすぐに調べものができるので電波があるのは便利ですよ。

事前に電波があるかどうかは確認しておきましょう。

ルールを知っておく

キャンプ場にはその場所のルールがあります。

危険個所や立ち入り禁止区域など、事前に確認するようにしましょう。

ルールの中にはごみのルールなど、快適にキャンプをするためのルールもあるのでしっかり守って気持ちのいいキャンプを楽しみたいものです。

特に案内がない場合はその場所の管理者に問い合わせておくと安心です。

防寒着や雨具を用意しておく

先に述べたように、山の中では天気がどう変化するかわかりません。

天気予報では晴れていても急な雨で何もできないなんてこともあります。

また、山の夜は思っているより冷え込みます。
気温に合わせてはおれるような上着など、脱いだり着たりして体温調節のできるものを用意して置くと便利です。

遭難対策の用意もしておく

遭難しないと思っていても対策はしておくだけ損はありません。

事前に周りの地形や代替の位置を把握しておくことや、地図・コンパスといった装備を用意しておきましょう。

また、スマホの充電が切れてしまうと困るので持ち運べるバッテリーも用意しておくと安心です。

これらの装備はテントを離れるときは身に着けておくようにしましょう。

道に迷ったらむやみに動かない

ここまで対策をしていても、やっぱり道に迷ってしまうことは心配です。

もし道に迷ってしまったら、まずは家族や警察に連絡をしてください。

まだ大丈夫。帰れる。
そう思っている間にどんどん山の奥に入って行ってしまうかもしれません。

こうなると見つけてもらいいにくくなるので早めに救助を要請しましょう。

救助を要請したら、目印となりそうなものを身に着けわかるところまで引き返しましょう。

もしかしたら戻ることができるかもしれません。
しかし、見当もつかない場合は無理に動き回らないようにして下さい。

救助が来るまでは体力を温存しておくことがポイントです。

ルールを守って安全なキャンプを楽しもう

キャンプでは基本的にキャンプ場のルールを守っていれば遭難は避けられます。

家族で行く場合はお子さんから目を離さないように気を付けましょう。

事前の準備をしっかりしてもしもの時に備えのあるキャンプを楽しんでくださいね。

サバイバルポイント

遭難した?と感じたときはまず連絡。むやみに動き回らない。