こんにちは!
出かけたすぎて夏の計画を立て始めました、ランタンです!
夏といえば海にプールにBBQ…と楽しいことがたくさんあるイメージ。
しかし、もう1つよくあるのが川や海で起こった事故のニュース。
何気なく聞き流していますが毎年結構多いんですよね。
田舎育ちで川を遊び場にしていた私からしてみたら、
なぜわざわざそんな危険なところに行く!?
って思うんですけどこれって常識じゃないんですね笑
ってなわけで!
今回は夏に気を付けたいBBQの場所選びのルールと川の中州の危険性についてお話します!
中州でBBQをしてはいけない理由
川の中州はめちゃくちゃ不安定
そもそも川の中州って知ってますか?
川の中にできる陸地のような場所のことを中州といいます。
川の水が安定しているときは子供たちの遊び場になっていたりもする場所です。
この中州は上流から流れてきた土砂などが積み重なってできていて下流部にできやすいのが特徴です。
長い期間何の問題もなくそこにあり続ける中州には草が生えたりして本当の土地のようになるのも特徴ですね。
大きな中州の場合はその上に村ができている、なんて国も。
広い土地で人が少ないのでBBQの場所には最適な気がしますよね。
しかし、中州は自然の変化による影響を受けやすく危険な場所であることを覚えておいて下さい。
自然の力に耐えられない
川は時間帯や季節によって水の量が増えたり減ったりします。
雨が降った翌日は当然川の水が増えますし、上流で雨が降れば川の水が増えることには気づけませんね。
中州はこういった川の増水に耐えることができません。
さらに川の上流でダムが放流したときにはほぼ確実に中州は沈みます。
蓄積した土砂やがれきは増水した川の水によって形が変化したりなくなってしまうこともあるんです。
そんな場所でテントを張ったり、BBQをしていたらもしもの時に逃げることができません。
川が変化するときの前兆
- 川の上流の空に黒い雲が見えたとき
- 落ち葉などのごみが流れてきたとき
- 雨が降ってきたとき
- 雷の音が聞こえてきたとき
- ダムの放流
- 上流から風が吹く山風が吹いてきたとき
川に行くなら天気予報でその日の天気だけではなく、前日の天気も確認する必要があります。
河川敷でBBQやキャンプをするとなった場合は必ずルールを守って場所を選ぶようにしましょう。
危険を避けた場所選びをしよう
BBQ前に確認しておくこと
川でBBQをする場合は、いくつか確認しておくべきポイントがあります。
許可を取っている場所か
「河川敷であればどこでBBQをしてもいい」
というわけではありません。
河川敷は基本的に自由利用ですが河川敷の中でも地元の自治体が管理している場所である場合があります。
広場や公園のようになっているところがその例です。
大人数になると許可を取らなければならない場合もあるので事前確認が必要です。
自由に利用できる場所でも、火の取り扱いやごみの後始末等マナーを守って利用しましょう。
ダムの放流時間はいつか
川には上流にダムがある場合があります。
下流ではダムの放流などによって急激に川の水が増え、事故につながります。
ダムの放流通知設定発表状況を確認してから遊びに行きましょう。
ダムが放流されるときには予告のサイレンが鳴るのでこちらにも注意しておきましょう。
天気は崩れないか
出かける場所の天気は必ず確認してから出発しましょう。
天気が急変しやすい季節は特に注意して確認する必要があります。
少し天気が崩れ始めたなと思ったらすぐに天気の確認をして早めに撤収できるようにしましょう。
場所選びのポイント
BBQは空いていればどこでやってもいいと思いがちですが、だめです!
危険を避けるためには場所選びから気を付ける必要があります。
十分な川幅はあるか
川幅が狭いと川の流れははやくなります。
流れが速いために川底が削られ、急に川底が深くなっているところもあります。
また、川の水が増水すると一気に水位が上昇してしまうので水位の変化にも注意する必要があります。
できるだけ川幅の広い河川敷を選びましょう。
川から離れた場所にテントを張れるか
テントを張る場所はできるだけ川から離れた場所にしましょう。
もし増水してきたときに川から近すぎると水の流れに巻き込まれてしまう可能性があります。
少し川から離れた場所を選ぶことがおすすめです。
危険を避けてBBQを楽しもう
川でのBBQは気を付けないと事故につながってしまいます。
特に、見晴らしがいい中州でのBBQは絶対にやめましょう。
BBQや川に慣れておらず心配な場合は、BBQスポットなどの平地でBBQを楽しむことがおすすめです。
川のルールを守って安全にBBQを楽しみましょう!
サバイバルポイント
ノリで中州をBBQの場所にしない!
そこがどういう場所なのか、事前にチェックだけはしておこう。