日常の中のサバイバル

毒殺注意報『毒針』『毒殺』を知って防御策をとっておこう

[WRITER] ツナカン

ちゃす!さばい部のツナカンです。

連日物騒なニュースやっていますね。

ずっとテーマで書こうとおもっていた矢先に衝撃的な暗殺のニュースが先日ありましたね。

金正男氏の暗殺報道にびっくりしたツナカンですが、その方法が毒殺っていうんですから更にビックリです。

実際毒殺ってどうなんでしょう? 昔は日本でも多かったようですよね!

殿様のご飯にはお毒味役が必ずいましたからね。 毒殺の歴史は深い物がありそうです。

今日は毒針ってどんなものに仕込まれている? 毒殺って!?を調べてみたいと思います。

 

日本の歴史や、中世ヨーロッパの歴史でも毒殺疑惑が残る超名人の謎の死は多く日本だと武将や藩主などが毒によって殺害されている可能性が結構ありそうです。

戦国時代の毒といったらイメージするのは・・・毒饅頭!

史実で毒殺?が濃厚っぽいのが慶長16年(1611年)の徳川家康と豊臣秀頼が二条城で会見をしましたが、その直後に護衛である加藤清正が死んでいます。これは毒殺をもくろんだ徳川側が腹心の平岩新吉に命じ毒饅頭をしこんだ。平岩は秀頼に悟られないように毒見として自分が毒饅頭を食べ人身御供となったが、それを察した加藤清正がその毒饅頭を食べ秀頼を命を懸けて守った。二人とも会見の後に死亡してしまうという内容で、歌舞伎の演目にもなっているそうです。 しかし、加藤清正と平岩新吉が死んだ日にかなりのズレがあるため同じ毒で死んだとはなかなか考えられないため事実ではないという解釈が強いそうです。 が、実際に加藤清正は会見後の帰国(熊本へ)の途中に体調を崩し亡くなったため毒殺説があがっているようです。

毒饅頭

 

現代ではなかなか毒饅頭ってないですが、政界などの業界のたとえで「毒饅頭」が使われていました。

意味としては「うまい話にのり相手の術中に落ちてしまう」ことで比喩して「毒饅頭を食う」という言い方をしました。

例えば、賄賂を受け取り悪人側に着くことの比喩で 毒饅頭を食う というような使い方をしまています。

 

映画や漫画、スパイなどのシーンでよく見かけるのは「仕込み毒アイテム」。

ツナカン的には指輪と傘がすぐ頭に浮かびました。

下記は指輪に毒(粉?)を仕込んで置き、食料や飲料に盛るパターン

毒指輪

毒針が仕込まれていて直接差すパターン

毒指輪2

そして、実際にKGBで使われたらしい仕込み傘。先端から弾丸を発射できるようになっていて弾丸からは毒が。ツナカンのイメージは傘の先端に針があって刺すイメージでしたが、弾丸か・・・

傘毒

 

中世ヨーロッパでも毒殺は盛んだったらしく、ある毒対策をしていたといわれています。

それは・・・

銀食器を使う

銀食器

わぁ おっしゃれ~ ってことでオシャレでやっていたわけじゃなさそうです。

なんで銀なのか?

中世ヨーロッパの毒といえば主に青酸カリやヒ素で、そういった毒を盛られた料理を銀食器に盛った際科学反応で銀食器が変色するため異変にいち早く察知できるように銀食器を使っていたそうです。

ただの贅沢や見栄えじゃなかったことに驚き。

もし銀食器を使っていたらこの被害もなかったのでしょうか?

毒カレー

 

さすがに、直接刺されるタイプのものには気を付けるにしても限界がありますね。

毒矢、毒が塗られた刃物・・・

物理的な攻撃は日ごろ神経とがらせてかわしてください!

毒をもられないように、食器は全て銀にしましょう。

やっぱり自分の身は自分で守るってことですね。

ではでは、ツナカンでした! あでゅ~☆彡

サバイバルポイント

毒を見抜くためには銀食器がいいぞ!