もしもの場合のサバイバル

可愛らしいカバの危険性を学ぶ

[WRITER] ツナカン

ナマステ~ さばい部のツナカンです。

最近TVをみていて、うわぁ!凄いなぁって思うCMがあります。

iPhone6sのCMで湖?から魚影にしては大きな波が。

するとカバが船の手前でガバッ!(洒落じゃないです)と出てくる

CMを見て、ををを凄い映像だなぁと思ったのですが、同じ感想を

もった人も多いのではないでしょうか?

実はあの画像恐ろしく危険な瞬間なんじゃないか?と予想できます。

本来カバは大人しい動物。という印象があるかと思いますが彼らの

縄張りにうっかり入ったら襲ってきます。

2回にわたりサメは危ない!というコラムを書きました。

※「サメと遭遇した時の生き残り術」「UMA巨大生物 サメ編」

怖い、危険、ツライ!と散々書いた最強のサメですが、年間で

サメの犠牲になっている人の数は実は10人前後といわれています。

そして実は危険だと言われているカバにより年間の犠牲者数は

3000人!

なんとサメの300倍!!!

実はカバの底力はなんと!

・時速30キロで走れる(水中も同じくらい)
・カバのキバはボーリングのピンほどある
・噛む力は約1トン
・皮膚の厚さは6CMもある

カバ

カバ最強説をとなえる人も実は多く、実際に犠牲になっている

人間も非常に多いです。

さて、iPhone6sのCMは上記のカバ最強伝説を知ったうえで

見てみると実は危ない瞬間なのでは?と思うのです。

CMのシーンのカバをサメに置き換えたら完全に恐怖映像ですね。

そんなカバと遭遇したら?

かわいぃ~ なんていって近づかない事です!

縄張りに入ってしまっていたらかなり危険です。

・近づくな!

・全速力で逃げろ!

得意の逃げろオチですね( ;∀;)

また逃げろかよ~で終わるのもなんなんでカバにまつわる

豆知識をいくつか。

カバは赤い汗をかくって聞いた事ありませんか?

カバ汗

これは汗ではありません。

カバは汗腺をもたない動物ですので汗をかくことはないのです。

水中生活を主とするカバはとても乾燥や紫外線に弱く皮膚を

乾燥から守る必要があります。この赤い体液で体を覆う事で

乾燥や紫外線から身を守っているのです。

しかも!陸上では人の3~4倍の早さで水分を失っていくそうです。

血に見える体液はとても重要な役割をしているんですね。

 

もう1つ。

とても縄張り意識の強いカバですが、自然界ではとても残酷な事も

あります。

カバは多くて大体40頭ほどの群れをつくっています。

群れのリーダーは死んでもこの縄張りを守っているのです。

が!リーダーが死んでしまった、別の長になってしまった時に時折ある

悲劇。。。それは 「子殺し」 です。

新しいリーダーは先代のリーダーの子供を殺すことがあります。

自然の摂理なのでしょうがなんとも悲しい事ですね。

 

あ、あんまり身のない話ばかりしていると社長に殺さ・・・怒られる~

ツナカンでした☆彡 ばぁ~い

 

サバイバルポイント

カバは本当は危険な動物!うっかり近づくな!