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おすすめ!スイーツをお持ち帰りしたくなるマンガ3選★コロナ禍のおうち時間をサバイブ

[WRITER] ダクトテープ

 

ニューノーマル社会において、食品のテイクアウトはもはや定番化しつつあります。

なかでも、おうち時間を楽しむために欠かせないのが「お持ち帰りスイーツ」です。

 

近所に、お気に入りのスイーツ店はありますか?

 

もし、身近にあったら気になってしまいそうなお店が登場する漫画を3つご紹介しましょう!

 

『ショコラティエはサディスティック』

原作:花形怜

作画:松本救助

掲載誌:漫画ゴラクスペシャル

出版社:日本文芸社

単行本全2巻

 

『ショコラティエはサディスティック』あらすじ

恋愛も、職場の人間関係も、何もかもうまくいかない主人公・橋本絢音。

酔った彼女は、ある店の前で倒れてしまいます。

 

気がつくと椅子に縛り付けられていて、男から何やら怪しいものを飲まされるはめに。

そこはチョコレート専門店で、男は天才ショコラティエ・今泉琉世。

 

琉世は「自分が作ったチョコレートの美味さに他者が屈服するのを見るのが好き」というサディスティックな性格の持ち主でした。

 

名店の美形店主に拾われる薄幸ヒロインという「店もの」ジャンルのシチュエーションに間借りした確信犯的表紙詐欺ギャグ漫画。

 

『ショコラティエはサディスティック』おすすめポイント

チョコレート依存!

 

とことんヒロインを邪険に扱うショコラティエ・今泉琉世ですが、腕は確か。

そのチョコレートの味は(どういう方法であれ)、人を救い、癒やします。

ギャグ漫画であっても、一粒の甘いチョコレートが持つ「力」がちゃんと描かれています。

 

チョコレートに含まれる「カカオポリフェノール」には、ストレスを軽減する効果があることは広く知られているとおり。

不慣れなニューノーマル社会に疲れてしまった時、あなたやあなたの周りの人を救うのは「上質なチョコレート」かもしれません。

 

そして「笑い」には自律神経のバランスを整える働きがあり、カカオポリフェノールと同じくストレス低減に効果があります。

ギャグとチョコレートのW効果で、ニューノーマル社会のストレスに打ち勝ちましょう!

 

『あげくの果てのカノン』

著者:米代恭

掲載誌:月刊!スピリッツ

出版社:小学館

単行本全5巻

 

『あげくの果てのカノン』あらすじ

地球外生命体「ゼリー」の攻撃を受けている地球。

 

主人公・高月かのんが高校時代からストーカー的な片思いをしていた憧れの先輩・境宗介は、異星生物対策委員会の戦闘員としてゼリーと戦っていました。

 

ゼリーとの戦闘による負傷は「修繕」という方法で治しますが、対象者に「心変わり」を起こす副作用があり、先輩も「修繕」による「心変わり」のため、妻との関係に変化が生じていきます。

 

かのんの働くパティスリーにたびたび現れ、かのんに近づく先輩。

やがて二人は道を踏み外し・・・という、SF&不倫漫画です。

 

『あげくの果てのカノン』おすすめポイント

ケーキ一筋!

 

ゼリーの攻撃で地上はボロボロ。

人々は怯えて暮らしています。

 

そんな世界の終わり状態でも、ケーキ屋があって、ショーケースのケーキはきちんと並んでキラキラと輝いています。

 

人々はそんな「大変な時代」なのに、美しく美味しいケーキを食べているのです。

いや、むしろ大変な時代だからこそ、ケーキを食べているのかもしれません。

 

大変な時代を生きる私たちも、今だからこそ、ケーキを食べて心豊かに過ごしましょう!

 

『であいもん』

著者:浅野りん

掲載誌:ヤングエース

出版社:KADOKAWA

単行本9巻まで発売中

 

『であいもん』あらすじ

父が入院したという知らせを受け、十年ぶりに京都の実家へ帰った主人公・納野和。

 

家業である和菓子屋を継ぐつもりでいたのに、家にはすでに跡継ぎとされる小学生の女の子・雪平一果がいました。

両親は離婚、父は行方不明と、なにやら複雑な一果。

 

健気に自分の居場所と和菓子屋を守ろうとする一果の姿を見て、和は一果の力になろうと思うのでした。

和菓子がつなぐハートウォーミングストーリー。

 

『であいもん』おすすめポイント

結局、和菓子!

 

和菓子のモチーフが季節の風物であることは知っていても、実際に種類の多さを知ると驚くもの。

それだけ細やかに日本の四季折々をとらえ、表現しています。

 

お茶の時間に和菓子を取り入れることで、日常がこれまで以上に彩り豊かになるでしょう。

思わず和菓子に手が伸びる、そんな和菓子のあれこれが詰まっている作品です。

キャラクターたちのエピソードにそっと和菓子が絡んでくるのですが、その寄り添い方がとても優しい。

 

いろいろあっても、最終的には和菓子が居てくれるから大丈夫。

和菓子の懐の深さを感じます。

サバイバルポイント

コロナ禍を頑張った自分へのご褒美として、女性が購入するものはダントツでスイーツなんだそう。

 

お持ち帰りスイーツ漫画も、ぜひご一緒にどうぞ。