新型コロナウイルス流行の影響は、私たちの心にも及んでいます。
生活の変化によるストレス、自粛疲れ、経済への不安、不透明な未来・・・
心が弱ってしまいそうな時は、漫画を読んで「味方」の存在を感じてみては?
支えてくれる存在、応援してくれる存在を感じることのできる漫画を3つセレクトしてみました。
『憂鬱くんとサキュバスさん』
著者:さかめがね
掲載:となりのヤングジャンプ
出版社:集英社
単行本1巻まで発売中
『憂鬱くんとサキュバスさん』あらすじ
ブラック企業で働きすぎて鬱になってしまった憂鬱くん・ユウの前に現れたのは、やたらポジティブで純情なサキュバス・さくまさん。
さくまさんがサキュバスのミッションを完遂させるには、鬱で性欲が無くなってしまったユウくんを元気にしなくてはなりません。
なんとか励まし癒そうと、あの手この手で頑張るさくまさんとユウくんの同居生活を描いたコメディ。
『憂鬱くんとサキュバスさん』おすすめポイント
サキュバスのさくまさんはとても勉強熱心で、鬱についての理解を深めたうえで、ユウくんに接しています。
だから、決してユウくんに無理を言いません。
さくまさん自身も「百年計画」だと言うほど、ただひたすら寄り添い、共感し、その存在を肯定し続けます。
自分の状態を受け止め、認めてくれる人がいる。
それだけで、人は救われることがあるのではないでしょうか。
『小林さんちのメイドラゴン』
著者:クール教信者
掲載誌:月刊アクション
出版社:双葉社
単行本10巻まで発売中
『小林さんちのメイドラゴン』あらすじ
システムエンジニアの小林さんに恩義を感じているドラゴン娘のトール。
なんとか小林さんの役に立とうと、小林さんちにおしかけ、ドラゴンの強大な力を使いお手伝いをしようとしますが、なかなか上手くいかないことばかり。
それでも、トールは大好きな小林さんのために一生懸命、尽くすのでした。
『小林さんちのメイドラゴン』おすすめポイント
トールは本来のドラゴンの体躯から、窮屈で制約の多い人間サイズの身体に自分を押し込んで暮らすことを選びました。
「小林さんのそばにいるため」にです。
しかも、これはこれで良いと受け入れてさえいます。
世界を滅ぼすほどの力を持つトールが、時に悩みながらも人間の常識に合わせて、小林さんのために頑張る姿はとても健気。
なんだか元気がもらえそうな気がしてきますよ。
『おじさんが女子●生に悪いことを教える話』
著者:久川はる
掲載:pixivコミック
出版社:オーバーラップ
単行本2巻まで発売中
『おじさんが女子●生に悪いことを教える話』あらすじ
女子●生・佐倉歩は学校でも家庭でもなんだか上手くいかず孤立気味。
心を許せるのは、父の友人のおじさんだけ。
そんな歩に、おじさんは次々と大人の「悪いこと」を教えてくれます。
おじさんの教える悪いこと・・・
それは、アイスのバケツ食い、ゲーム三昧、焼き肉暴飲暴食!!
Twitter発のコメディです。
『おじさんが女子●生に悪いことを教える話』おすすめポイント
実は、羽目を外したり、気を抜いたりするのが苦手な人って多いんじゃないかと思います。
本当に追い詰められてしまう前に、上手にサボって逃げておくことはすごく大切。
上手に逃げる方法を知っておくことで、守れるものがあったりするものです。
この作品のおじさんのように、「避難所」になってくれる存在が必要なこともあるのでは?
ストレスで一杯になりそうな時は、おじさんの教えるとおり、ゲームやったり、ピザやポテトチップスを食べまくったりして御自愛ください。
サバイバルポイント
心が弱ってしまいそうな時には・・・
マンガ『憂国のラスプーチン』を読んで絶望に打ち勝つ「食べ方」を学ぶ
このあたりも役に立つかもしれません。
そして、ダクトテープは読者の皆様を応援してますよ。
ダヴァーーーイ!