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マンガ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』を読んで家庭菜園時代の植物テロ・雑草テロに備える

[WRITER] ダクトテープ

生きていくためには、食べねばなりません。

しかして、エデンを追放された我らが食べるためには、労働して、収穫せねばなりません。そして現代、自分の口に入るものの安全性を確保しようと思ったら、安心できるタネを手に入れて育てた方が良い時代が近いのかも?

例えば、パッケージの原料表示にある「遺伝子組み替え原料は使用しておりません」の文字に安心していると、地獄の宴。

なんと遺伝子組み替えの表示義務があるのはごく一部の原料のみ

 

総重量の5%以上を占め、その重量が上位三位までの「主な原材料」、タンパク質が残る「検査で検出される原材料」以外は表示義務が無いんです。

 

うっかり混じっちゃった5%以下の意図しない混入については、スルーなんです。

 

これって、実は結構な量の遺伝子組み換え原料を食べてる疑惑なわけですよ。
なにしろ、鶏卵の鶏の食べていた配合飼料に含まれる穀物が遺伝子組み替えコーンだとかそういうのも秘密にできちゃうわけですし、サラダオイルなんかもタンパク質が残らないので表示義務は無し。

 

というわけで。

 

家庭菜園で安全な食物作ってサバイバルするのに良い季節となりましたね!

皆様、ごきげんよう。

 

漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の195巻(!)に収録の「リボーンサイ」に登場する、酔っ払う花や巨大なニューハエトリグサはないですが、本当にかなりガチで植物の改造は進んでいます。

うん、まぁ、こち亀の説明は特にいらないでしょう。
もはや、正式なタイトルを思い出せずにググったくらいですから。

 

とある国のとあるミズーリ州のとある会社の研究は、ほぼSFです。
害虫が食べると即死する、サソリの遺伝子を持ったキャベツとかあるらしいんですよ。
ちょっとかっこいいけど、なにそれ食べたくない・・・

 

それらはSFっぽくね?っていってウハウハするための娯楽じゃなくって、食料となる植物として開発されているのです。
そういった改造植物を食べ続けることには危機感を覚える感じがありありなんですが、SF作品だとそうやって目に見えない大きな力への危機感を感じて行動に移すとたいてい追われる身になるので、多くを語るのはうわなにするやめr

 

でも、それでも。
家庭菜園というサバイバルについては、ちょっと語らせてもらいますよ。

 

あとね。
ぶっちゃけて言うと、食の安全性ももっともですが、それ以前に家庭菜園の野菜は美味しいので捗ります。
これはもはや味覚のサバイバル。
自分の舌の味蕾を全滅させたくなければ、今すぐプチトマトの苗を手に入れるべき!

 

さて。
苗を入手して、家庭菜園への片道切符を手にしたら、その菜園を守るために知っておくべきことがあります。
それが、雑草テロです。

 

先ほどの「こち亀」の「リボーンサイ」というお話の中で、部長の盆栽を枯らしたことから大目玉を食った両さんのした仕返しが、雑草テロでした。

両さんは部長の自宅の庭に「庭を食い尽くすという悪魔の雑草軍団」であるドクダミオキザリスを成長促進剤とともに投下。
あっという間に部長宅の庭はドクダミ&オキザリスだらけになり、見る影もなくなってしまったのです。

 

これが、雑草テロ。

 

繁殖力の異常に強い雑草がほんのすこしでも土に混じって花壇などに入り込むと、たちまち他の植木や花を押しのけて、その雑草が大量に生い茂り、しまいにはもう他の植物は何も育たなくなってしまうことを指してこう呼びます。
多くは、土に根が混入していたり、無知から地植えしてしまったりなどの事故でおこる悲劇です。

 

両さんは故意でやっていますが、これは自爆テロにもなりかねない行為。
なにしろ、そういった雑草がはびこるということは、周り回って自分の庭や畑へもやってきてしまうわけですから。
故意の雑草テロは、決してしてはいけないことです。

 

雑草テロ植物としては、

 

ドクダミ

 

オキザリス

 

カタバミ

 

ミント(アップルミント最凶)

 

ワルナスビ(持ち込み禁止の国もある)

 

ホテイアオイ(船が進めなくなった事例あり)

 

 

が知られています。

 

なんか見た目はけっこう可愛らしいんですが、
これらは剪定や草むしりした根・葉を捨てておくと、そこに根を張って繁殖するという不死身の植物

 

家庭菜園にこれらが入りこめば、野菜が全滅するばかりか、ワルナスビにいたってはしばらくそこでナス科の植物が育たなくなる連作障害をおこすほどやっかいです。
家庭菜園でどんだけナス科があると思ってるんだよ!

 

こうした雑草テロ植物は、サーチアンドデストロイ。
見つけ次第、悪・即・斬でむしり取るべきです。

 

雑草テロ植物の有効な駆除方法はなく。

ひたすら抜く、スコップで土ごと掘り返して抜く、5mmでも地下茎が残っているとまた伸びるので取り除く・・・を繰り返すしかないようです。

 

また、根でも種でも増えるので、少しでも繁殖の可能性を減らしておくために花が咲く前に抜くこともポイント。
こうやって地道に雑草テロ植物から家庭菜園を守ることこそが、食の安全につながり、サバイバルになるわけです。

もっとも、とってもよく効く除草剤もあるらしいのですが、その除草剤をつくっている会社というのが、とある国のとあるミズーリ州のとある会社だという・・・
ん?ちょっと宅急便が来たみたいなので、今回はここまで。

ミズーリ州から荷物がくる予定なんてないのにおかs

追記:
「探さないでください」ダクトテープより。

サバイバルポイント

食糧確保の家庭菜園では雑草テロに注意!特にドクダミ、オキザリス、カタバミ、ミント、ワルナスビ、ホテイアオイには気を付けろ!